〇+〇 ワトワ

「柊」
木偏に冬と書いてヒイラギ。
小さな白い花が咲く今ごろ、名と季節がぴったり!といつも新たに感動する。
葉はトゲトゲしているので触れると痛いけれど、
この小さな白い花が清らかな雪の精にもみえて、好きな一木。
モクセイ科でとてもよい香り。
でも同じモクセイ科の金木犀より銀木犀の香に似てると密かに思っている。
好きな香りは自分も蝶や虫になった気分になるから不思議。

そんな柊が Motomachi61 で香る頃、
彦根からお住まいを変わられてからもなお、変わらずにお引立て下さっている
ご遠方のお客様が素敵な写真を送ってきてくださいました。


以前ご購入下さったものに、今年は新たに二枚プラスされて「Xmas三連」
クリスマスリースと共につくられた素敵な室礼。

リースの上のあたりに天井の梁があり、こんなバランスでしか配置できない
との事だったのですが、みんなとっても楽しそう!!
左下の雪だるまと、右端のスノーマンの視線の先にクリスマスリース。
そのリースを越えて、空へ昇ってゆく鈴の音が聴こえてきそうなトナカイたちのソリ。
聖夜への祈りや思いが込められているようで、
見ているだけでワクワク!ふわぁ~といろいろな想像が広がります。
楽し気なものは愉しむことを誘いますね。

お客さまにはいつも
「こんな風に掛けたよ。」
「玄関に飾ったよ。」
「お花と一緒に並べたよ。」
と、いろんなお話をうかがっているのですが、
如何せん、ちっぽけな自分の頭で想像した場と実在の場。
やっぱり違います。

ということで、
拝見させて頂いた自分が嬉しくなってしまい
すでに細タペストリーを愉しんでおられる方にも
まだこれから愉しむ余白のある方にもご覧いただきたくなり
お客様の「喜んで。」というご快諾のもと
こうしてブログに掲載させていただきました。
(いままで見せて下さったお客様も、お写真改めてお待ちいたしております!)

好きという感覚も、その人が暮らす環境も、置かれている状況も、見ているものも
何から何まで人みなそれぞれ違うけれど、
暮らしを、小さなことを愉しむこころは(無意識が続くと忘れてしまうから)
なるべく忘れないようにしたいなぁ。。と思います。 

同じ柄のタペストリーは今のところ揃っておりますので、
ご興味を持って下さった方はぜひご覧になってくださいね。
わたしも今年は雪だるまを買い足そう♪