〇+〇 ワトワ

来たる春を思わせる新作のテーブルファブリックが入荷しました。

やさしくて奥ゆかしい日本独特の色。
無地ながらも表情のある美しい色の麻生地が
次の季節を予感させるような彩りを添えます。


                                              
生地、縫製はともに日本製です。

    <素材>  無地部分/麻100%   柄部分/綿100%
    <色>   あやめ、青竹
    <アイテム>
      コースター       11×11㎝    430円(税抜)
     ランチョンマット     31×45㎝  1,400円
     ランナークロス        29×120㎝ 4,000円

 

春は慶びごとの重なる季節。
大切な御祝いを包む風呂敷や、金封入れはやはり上質の品で揃えたいものです。 
年を経ても変わらぬデザイン性と、持つ人のどんな装いにも添う品格。
どちらも兼ね備えた逸品です。

  • 手絞り風呂敷

    国内にて一枚一枚職人の手技で丹念に染め上げられた正絹の美しい風呂敷。
    絹は上品な光沢があり、冠婚葬祭や贈り物をする時などによく使われます。
    よいものは手にする人をも、美しく魅せてくれます。

上:打出の小槌
下:重ね雪輪

素  材/絹100%
サイズ/75cm幅
桐箱入り
20,000円(税抜)

 

  • 金封入れ


手前
<名物裂/倶瑠利間道>  
  素 材/絹100%  
  サイズ/12×20cm  
  桐箱入り

  5,000円(税抜)

 

<西陣織金封入れ/牡丹唐草>
  素 材/表:絹100%  裏:レーヨン100%
  サイズ/12×20cm
  桐箱入り
  3,500円(税抜) 

 


<西陣織金封入れ/宝尽くし>
  素 材/表:絹100%  裏:レーヨン100%
  サイズ/12×20cm
  桐箱入り
  3,500円(税抜)

 

 

<西陣織金封入れ/蘭>
  素 材/表:絹100%  裏:レーヨン100%
  サイズ/12×20cm
  桐箱入り
  3,500円(税抜)

左<金封入れ/四季の色/松尾敏男> 
  素 材/表:絹100%  裏:キュプラ100%
  サイズ/12×20cm
  桐箱入り
  3,000円(税抜)

右<金封入れ/かほりの彩/上村松篁>
  素 材/表:絹100%  裏:キュプラ100%
  サイズ/12×20cm
  桐箱入り
  3,000円(税抜)

 

慶弔の場でも用いる物のスタイルが時代と共に変化しています。
けれど、なぜこれを使うのか。
その物が生まれた背景を知ると
少し堅い印象の物たちが、優しく親しい物であったことに気づきます。

以下、
「~和のデザインと心~ 袱紗・風呂敷」
発行所/東京美術    監修/竹村昭彦氏

から、前後して抜粋します。
(この素敵な本は桜美庵でもご覧頂けます。ご興味のある方はスタッフまで。)

「風呂敷に包んだり、袱紗をかけたりするのは、ホコリなどを除けるということだけでなく、
新鮮なものの「気」を保つということでもある。
また袱紗・風呂敷には、清浄なものを贈るとき、
外部からの穢れを遮断する結界(けっかい)の役割もある。

お祝い事の金封に新しいお札を使うのも、穢れたものを贈らないということ。
ただし不祝儀のときには、相手が既に穢れているので古いお札でも構わない。
不祝儀袋も袱紗に包むが、これは穢れを外にまき散らさないように、やはり結界の役割を果たしている。
(ただし、ここでいう穢れているというのは汚いということではなく、「気が枯れて」いて、活性化していないという意味である。)

「神人共食」を起源とする日本人の贈答行為は、冠婚葬祭など通過儀礼の贈答と、
季節の贈答が主なものである。
そこで使用される袱紗・風呂敷の意匠には、相手を思いやる気持ち、相手の心を察する気持ちが、
日本人の美意識として表現されている。」 

形式にとらわれずに、その物の生まれた背景を知って、物を使う。

とりあえず・・・の選び方をひと休みして、
すぐの使い捨てになってしまうのでもなくきちんと品物を選ぶとき、
手にするたび、その物への愛着と記憶が深まる気がします。