旧暦元旦。
新月。

<徹山新作>

時代かまど円居花台 老松 鶴
W57 D29 H63㎝
¥45,000(税別)

時代かまど円居花台 老松付
W45 D24 H49
¥28,000(税別)

時代オブジェ 明輪 小 古木台付
W46 D27 H49㎝
¥48,000(税別)

古木飾り多用台 三尺 桧
W38 D21 H75
¥28,000(税別)


徹山のひとつひとつの作品には
「名」
があります。

「名」というのは
経緯や歴史、技法を謳うこともこともあるけれど、
つくり出した人の思い、願い、
もしくはそれに関わる人びとの思い、願い、
またそのものから発せられる風景だったりします。

「名」をつけることによって新しい世界を生み起こすこともあるし、
自他を区別するためにつけることもある。
アレ、コレ、ソレで通じなくなったときに
名をつけるということを人は発明したのではないだろうか。
例えば、一人ひとりに名前が無くなったらどんな世界だろうと想像する。

ひとくくりにされてしまう「名(「名称」といってもいい)」によって千差万別が無くなり
個は溶けてしまうかにみえる。
けれど、そのひとくくりのなかにも
確かに「名」は存在するし、その個も在る。
「名」は「いのち」そのもの。
始まり。

徹山という名を始まりに
そこから生まれた作品のひとつひとつに
新たなる名をつけ
筆で記す。

これからもずっと変わらないこと。
当然といえば当然なのだけれど
「意味がある」
と思うのです。